The Best Deck: Playing Red/White MidrangeBy Matt Costa // 23 Feb, 2015
元記事
http://www.channelfireball.com/home/the-best-deck-playing-redwhite-midrange/
標準的なメタゲームは多くの場合「ベストデッキ」、つまり明確に最強の勝率――または明らかに最もポピュラーなデッキを巡って展開され、あなたはいつも「ベストデッキ」をレーダーにする必要がある。
私は多くのプレイヤーが意識的にポピュラーデッキを避けようとするのを知っているけれど、私は出発点としてポピュラーなデッキを使用する。もしあなたがデフォルトとして最高のデッキを使わないのであれば、特別な理由が必要となる。私はいつもその理由を探しているが、あなたは週末に最適の選択を決定する必要があり、私はあなたが後ろポケットに入れておくデッキを持っておくことは大切だと思う。
このコラムでは、私は丁寧に時間をかけて、スタンダードの最もポピュラーなデッキの進化を見ていく。新しいトップ犬が出てくるように、私はそれを紹介し、デッキのイン・アウトを読者に理解してもらうつもりだ。今後は分割して、私はこのデッキが戦略やカードによってメタゲームにどのように反応するかを見ていき、そしてこのデッキがメタゲームの中で生じた反応とミラーマッチのためにどのように変化したかを示す予定だ。私は、スタンダードでベストなデッキは多くの場合早期かつ頻繁に新しい戦略を探索すれば十分に得られることを望んでいる。
運命再編期スタンダード:RWミッドレンジ
運命再編期スタンダードの初期の頃に、RWミッドレンジは最もポピュラーなデッキとして浮上した。マジックオンラインの結果、オープンシリーズのイベント、そしてグランプリパリでのフィールドの大きな割合がRWをプレイした。これはスタンダードについて知る重要なサインだ―――RWはこれらのイベントのTOP8を支配しなかったけれども。事実、GPセビリアのTOP8には存在しないにも関わらず、RWをプレイすることを選択したプレイヤーの20%近くがマネーフィニッシュしている。
これはクレイジーな数字ではないが、もしあなたが地元のPPTQのラウンド1のために座っている場合、RWは最も可能性の高いデッキだ。
デッキリスト
これはGPセビリアで最高のパフォーマンスの、12-3を記録したリストだ。
Lands
4 x Battlefield Forge
4 x Temple of Triumph
1 x Wind-Scarred Crag
11 x Mountai
4 x Plains
Creatures
2 x Ashcloud Phoenix
4 x Goblin Rabblemaster
2 x Brimaz, King of Oreskos
4 x Seeker of the Way
1 x Soulfire Grand Master
4 x Stormbreath Dragon
Noncreature Spells
4 x Chained to the Rocks
2 x Outpost Siege
4 x Lightning Strike
4 x Stoke the Flames
1 x Valorous Stance
4 x Hordeling Outburst
Sideboard
1 x Valorous Stance
3 x Arc Lightning
2 x Monastery Mentor
2 x Hushwing Gryff
1 x Erase
2 x Sarkhan, the Dragonspeaker
1 x Wild Slash
2 x Glare of Heresy
1 x Barrage of Boulders
Chained to the Rocks
他のスタンダードのデッキとRWミッドレンジを区別する最も重要なカードはChained to the Rocksだ。このスタンダードで最高のカードのコストは、そのほとんどが3~5マナだ。だから、スタンダードのほとんどのゲームは自分のボードを発展させる(または相手のパーマネントを取り除く)1ターンに1枚のカードをプレイする中盤で定義されている。
もしプレイヤーがこの中盤戦でつまづいてしまうと、普通は、彼らのスペルはキャッチアップする目的としては非効率すぎるので、終盤戦への移行が間に合わなくなる可能性がある。
Chained to the Rocksは3または4マナのクリーチャーに対する1マナの回答となることで、このパラダイムを破壊する。これはRWのプレイヤーに同じターンに2つの非常にインパクトのあるスペルを唱えることを可能にして、ゲームをテンポの面からコントロールできるようにしてくれる。通常、このフォーマットでは、あなたは相手の脅威を除去するか、独自の何か(プレイヤーに有利な何かによって左右される)を追加するかを選択する。Chained to the Rocksは両方を同じターンに行うことを可能にする。
しかし無条件1マナ助教は非常に稀であり、Chained to the Rocksは途方もなく高い代価を要求する(基本地形の山を要求することであなたのマナベースに大きな負担をかける)。
Chained to the RocksはほとんどのR/Wベースのデッキですら手の届かないものであり、Chained to the Rocksを投入するデッキは主に赤のカードで構成されていて、他色のカードをほとんど含んでいない必要がある。私が後で見せるように、個人的には私はこのデッキにBrimazを入れることは好まない。
Hordeling OutburstやGoblin Rabblemasterと協力して運用されるStoke the FlamesもChained to the Rocksと同様の役割を果たしていることに注意しよう。RabblemasterやOutburstをキャストして同じターンにCourser of Kruphixを破壊すると、かなりのテンポアドバンテージを取ることができる。
Stormbreath Dragon
Stormbreath DragonはRWミッドレンジのトップエンドの脅威だ。速攻と飛行は緑のミッドレンジの世界では関連性の高い能力だ。それに加えて、Stormbreathは一般的にスタンダードでプレイされる除去の多く(Abzan Charm、Valorous Stance、Utter End、そしてChained to the Rocksにすら)に対して耐性を持つ。大量の除去を搭載したデッキですら、ドラゴンを破壊するためにはDownfallか、よく準備された Stoke the Flamesを必要とする。
Outpost Siege
RWは運命再編以前から優れたデッキだったが、Outpost Siegeはこのデッキをトップメタに押し上げた。以前のこのデッキの課題は、マナフラッドやマナスクリューに陥った場合、カードの選択の余地やカードアドバンテージを得る手段がないことだった。Outpost SiegeはChandra, Pyromasterよりも遥かに回答が難しいので、ロングゲームでカードアドバンテージを得る助けとなる。
Outpost Siegeはアグレッシブなデッキやミラーマッチに対して、あなたがコントロールとして振る舞うことを可能にする。それはChained to the Rocksや火力のようなマナコストの低いスペルとは特に相性が良い。Siegeと火力の組み合わせは、あなたが早期にダメージを受けず、ゲームを終わらせるために安定した火力に依存している場合は、勝利条件である。
Outpost Siegeのカードを引く能力もまた非常に偶発的で、状況に適合しないカードを引き当てる可能性がある。Hero’s Downfallのようなものを不都合か空のボードで「ドローした」場合、使わないほうがいいかもしれない。。そのとき、あなたはエキストラのLightning StrikeやStoke を得ることもできるし、先送りして関係するダメージを求めることもできる。
Outpost Siegeは巨大化や活性化のための余分の土地をマナフラッドのリスクなしに供給するので、Stormbreath DragonやSoulfire Grand Masterと相性が良い。あなたが非常に、非常に長期戦になると想定した場合は、龍モードであってももしかすると潜在的なスイーパーによってゲームをロックできる可能性があるかもしれない。
Outpost Siegeと組み合わせてうまく機能しないカードはBrimazやAshcloud Phoenixのような中盤の脅威だ。確かに、あなたが余分にドローできるのはいいことだが、もしあなたが既に計画されたよりよいラインを持っていた場合は、確実によりマナコストの高い脅威をキャストすることは厳しい。その結果、場合によっては、これらのカードを引いたことは無駄になるかもしれない。
これが私のRWミッドレンジのバージョンだ。
Lands
4 x Temple of Triumph
4 x Battlefield Forge
1 x Evolving Wilds
11 x Mountain
4 x Plains
Creatures
4 x Seeker of the Way
1 x Soulfire Grand Master
4 x Goblin Rabblemaster
4 x Hordeling Outburst
4 x Stormbreath Dragon
1 x Ashcloud Phoenix
Noncreature Spells
3 x Outpost Siege
2 x Wild Slash
1 x Valorous Stance
4 x Lightning Strike
4 x Stoke the Flames
4 x Chained to the Rocks
Sideboard
4 x Hushwing Gryff
2 x Valorous Stance
2 x Glare of Heresy
1 x Erase
3 x Arc Lightning
1 x Wild Slash
2 x Sarkhan, the Dragonspeaker
Outpost SiegeとSeeker of the Wayの優れた能力を活用するために合理化されているので、私はこのリストを気に入っている。前に述べたように、序盤戦で遅れを取り、対戦相手がボードを整備することは、大量の火力スペルといくらかの速攻クリーチャーにアクセスできるデッキにとっては世界の終わりではない。
このデッキは以前のデッキに比べると脅威が少ないように見えるかもしれないが、Outpost Siegeは本当に消耗戦と除去であなたとビートしようとするマッチアップでは脅威となる。
Sideboarding
一般的に、このデッキで作られる最も簡単な変更は緑系のミッドレンジに対してHordeling OutburstのスペースにHushwing Gryffを入れることだ。飛行はCaryatid/Courserデッキにに対する勝利への大きなルートで、そしてOutburstトークンは地上ではそれほど有用ではない。このことを基本的な前提として念頭に置いて、詳細を見てみよう。
アブザンアグロ
アブザンアグロは今ではアブザンミッドレンジに匹敵する人気を持ち、そしてFleecemane LionとRakshasa Deathdealerを投入していることで定義される。これはかなり有利なマッチアップで、大抵アブザンデッキは自分自身にダメージを与える。Lightning StrikeやChained to the Rocksで自分のクリーチャーを維持するために使えば、序盤戦で不利になることはほとんどない。
Out
4 x Hordeling Outburst
2 x Wild Slash
1 x Ashcloud Phoenix
1 x Stoke the Flames
In
4 x Hushwing Gryff
2 x Valorous Stance
2 x Glare of Heresy
私はこのマッチアップのサルカンを好まない。Abzan CharmとHero’s Downfallの両方で死亡するし、巨大な緑のクリーチャーに襲われることもよくあるからだ。また、私はSoulfire Grand Masterはボードの罰金だと思うが、マッチアップがダメージレースになった場合は本当にライフが重要になる。かなりの数のHeir of the WildsやWarden of the First Treeを含むバージョンに対しては、私はWild Slashを残してその代わりにGrand Masterともう一枚のStoke the Flamesを抜くだろう。
アブザンミッドレンジ
あなたの火力スペルがそれほど効果的ではないので、アブザンミッドレンジはアグロデッキとは少し異なる。しかし、サルカンはアグロバージョンよりも、このマッチアップでははるかに優れている。
Out
4 x Hordeling Outburst
2 x Wild Slash
4 x Lightning Strike
In
4 x Hushwing Gryff
2 x Valorous Stance
2 x Glare of Heresy
2 x Sarkhan, the Dragonspeaker
RWミラー
RWミラーの中で最も重要なカードはOutpost Siege、続いてStormbreath Dragon(1対1交換できるのはStokeとSarkhanのみ)。
これはプレイやドローへのサイドボードの影響が最も大きいマッチアップだ。私は先攻のArc Lightningは好きだが、後攻の場合は好きではない。同様に私はミラーでのStokeは好きではないが、それはStormbreath DragonやBrimazに対処するために必要だ。。
Out
1 x Valorous Stance
2 x Seeker of the Way
In
2 x Sarkhan, the Dragonspeaker
1 x Arc Lightning(原文ではLightning Strikeだが、恐らく誤植)
先攻時
In
2 x Arc Lightning
Out
2 x Lightning Strike
UBコントロール
致命的なほどの除去スペルとあなたの脅威に対処できる除去のラインナップを持っているので、UBコントロールはいくつかの点で非常にタフな対戦となる。
しかし、UBは、それが非常に良いデッキでない理由なのだが、ゲームを終わらせるのが非常に遅く、そのため多くの場合ゲームをロックする前に燃え尽きてしまう。
Out
4 x Chained to the Rocks
2 x Wild Slash
2 x Lightning Strike
In
2 x Sarkhan, the Dragonspeaker
2 x Valorous Stance
4 x Hushwing Gryff
Gryffはここであなたが正確に求めているものではないけれども、少なくともそれは、いくらかのダメージを与えることができる脅威であり、そして瞬速を持っているので打ち消すのは厄介だ。それはあなたがLightning Strikesの射程圏内にするために2Gryffsのみを必要とすることを可能にする。
UW ヒロイック
ヒロイックはOutpost Siegeが活躍しない数少ないマッチアップの1つだ。しかし、私はロングゲームに、Treasure Cruiseの大量ドローで敗れるのを防ぐために1枚残しておくべきだと思う。
私は一部の人々はヒロイックに対してEraseを入れたくなるだろうと思うるが、しかし私はそうするのは間違いだと考えている。あなたはオーラを取り除いてわずかな利益を得るよりも、クリーチャーに対処するべきだ。
In
2 x Valorous Stance
1 x Wild Slash
2 x Glare of Heresy
Out
2 x Outpost Siege
2 x Hordeling Outburst
1 x Ashcloud Phoenix
緑信心
緑信心はかなり最近急浮上して、成功を収めている。彼らはほとんど相互作用せず(Rabblemasterが素晴らしくなる)ボードの整備を行う。信心と戦う最善の方法は、彼らのマナや土地が少ない段階では、Chained to the RocksやValorous Stanceは巨大なクリーチャーを除去するために温存して、アグレッシブに振る舞うことだ。彼らは不可避で、ほとんどキャストする時間がないので、Outpost Siegeはここでも悪いカードだ。あなたは本当にこのマッチアップではテンポ志向のデッキとなる。
In
4 x Hushwing Gryff
2 x Valorous Stance
1 x Wild Slash
3 x Arc Lightning
Out
4 x Hordeling Outburst
1 x Soulfire Grand Master
3 x Outpost Siege
1 x Stoke the Flames
他にも多様なマッチアップがスダンダードのフォーマットには存在するが、私はこれらが最も一般的だと考えている。Martin JuzaがGPセビリアでプレイしたジェスカイもエキサイティングで、私はここ数日オンラインでかなりプレイしている。多くの点でジェスカイはRWの Stoke/Rabblemaster/Seekerデッキと共通だが、独自の長所と短所を持つ。
私はスタンダードが向かう方向に興味がある。RWは好調を継続するだろうか?それともトッププレイヤーたちは対抗策を見つけられるだろうか?
次回まで、私はこれがRWミッドレンジと、このコラムへの入門として役立つことを願っている。私は全ての読者が最もポピュラーなデッキをプレイしたいと考えないだろうことを知っているが、しかしそれを理解するためのファーストステップを得ることはできるだろう。
読んでくれてありがとう。
Matt Costa
分からない所は元記事を参照
参考になりました
元記事
http://www.channelfireball.com/home/the-best-deck-playing-redwhite-midrange/
標準的なメタゲームは多くの場合「ベストデッキ」、つまり明確に最強の勝率――または明らかに最もポピュラーなデッキを巡って展開され、あなたはいつも「ベストデッキ」をレーダーにする必要がある。
私は多くのプレイヤーが意識的にポピュラーデッキを避けようとするのを知っているけれど、私は出発点としてポピュラーなデッキを使用する。もしあなたがデフォルトとして最高のデッキを使わないのであれば、特別な理由が必要となる。私はいつもその理由を探しているが、あなたは週末に最適の選択を決定する必要があり、私はあなたが後ろポケットに入れておくデッキを持っておくことは大切だと思う。
このコラムでは、私は丁寧に時間をかけて、スタンダードの最もポピュラーなデッキの進化を見ていく。新しいトップ犬が出てくるように、私はそれを紹介し、デッキのイン・アウトを読者に理解してもらうつもりだ。今後は分割して、私はこのデッキが戦略やカードによってメタゲームにどのように反応するかを見ていき、そしてこのデッキがメタゲームの中で生じた反応とミラーマッチのためにどのように変化したかを示す予定だ。私は、スタンダードでベストなデッキは多くの場合早期かつ頻繁に新しい戦略を探索すれば十分に得られることを望んでいる。
運命再編期スタンダード:RWミッドレンジ
運命再編期スタンダードの初期の頃に、RWミッドレンジは最もポピュラーなデッキとして浮上した。マジックオンラインの結果、オープンシリーズのイベント、そしてグランプリパリでのフィールドの大きな割合がRWをプレイした。これはスタンダードについて知る重要なサインだ―――RWはこれらのイベントのTOP8を支配しなかったけれども。事実、GPセビリアのTOP8には存在しないにも関わらず、RWをプレイすることを選択したプレイヤーの20%近くがマネーフィニッシュしている。
これはクレイジーな数字ではないが、もしあなたが地元のPPTQのラウンド1のために座っている場合、RWは最も可能性の高いデッキだ。
デッキリスト
これはGPセビリアで最高のパフォーマンスの、12-3を記録したリストだ。
Lands
4 x Battlefield Forge
4 x Temple of Triumph
1 x Wind-Scarred Crag
11 x Mountai
4 x Plains
Creatures
2 x Ashcloud Phoenix
4 x Goblin Rabblemaster
2 x Brimaz, King of Oreskos
4 x Seeker of the Way
1 x Soulfire Grand Master
4 x Stormbreath Dragon
Noncreature Spells
4 x Chained to the Rocks
2 x Outpost Siege
4 x Lightning Strike
4 x Stoke the Flames
1 x Valorous Stance
4 x Hordeling Outburst
Sideboard
1 x Valorous Stance
3 x Arc Lightning
2 x Monastery Mentor
2 x Hushwing Gryff
1 x Erase
2 x Sarkhan, the Dragonspeaker
1 x Wild Slash
2 x Glare of Heresy
1 x Barrage of Boulders
Chained to the Rocks
他のスタンダードのデッキとRWミッドレンジを区別する最も重要なカードはChained to the Rocksだ。このスタンダードで最高のカードのコストは、そのほとんどが3~5マナだ。だから、スタンダードのほとんどのゲームは自分のボードを発展させる(または相手のパーマネントを取り除く)1ターンに1枚のカードをプレイする中盤で定義されている。
もしプレイヤーがこの中盤戦でつまづいてしまうと、普通は、彼らのスペルはキャッチアップする目的としては非効率すぎるので、終盤戦への移行が間に合わなくなる可能性がある。
Chained to the Rocksは3または4マナのクリーチャーに対する1マナの回答となることで、このパラダイムを破壊する。これはRWのプレイヤーに同じターンに2つの非常にインパクトのあるスペルを唱えることを可能にして、ゲームをテンポの面からコントロールできるようにしてくれる。通常、このフォーマットでは、あなたは相手の脅威を除去するか、独自の何か(プレイヤーに有利な何かによって左右される)を追加するかを選択する。Chained to the Rocksは両方を同じターンに行うことを可能にする。
しかし無条件1マナ助教は非常に稀であり、Chained to the Rocksは途方もなく高い代価を要求する(基本地形の山を要求することであなたのマナベースに大きな負担をかける)。
Chained to the RocksはほとんどのR/Wベースのデッキですら手の届かないものであり、Chained to the Rocksを投入するデッキは主に赤のカードで構成されていて、他色のカードをほとんど含んでいない必要がある。私が後で見せるように、個人的には私はこのデッキにBrimazを入れることは好まない。
Hordeling OutburstやGoblin Rabblemasterと協力して運用されるStoke the FlamesもChained to the Rocksと同様の役割を果たしていることに注意しよう。RabblemasterやOutburstをキャストして同じターンにCourser of Kruphixを破壊すると、かなりのテンポアドバンテージを取ることができる。
Stormbreath Dragon
Stormbreath DragonはRWミッドレンジのトップエンドの脅威だ。速攻と飛行は緑のミッドレンジの世界では関連性の高い能力だ。それに加えて、Stormbreathは一般的にスタンダードでプレイされる除去の多く(Abzan Charm、Valorous Stance、Utter End、そしてChained to the Rocksにすら)に対して耐性を持つ。大量の除去を搭載したデッキですら、ドラゴンを破壊するためにはDownfallか、よく準備された Stoke the Flamesを必要とする。
Outpost Siege
RWは運命再編以前から優れたデッキだったが、Outpost Siegeはこのデッキをトップメタに押し上げた。以前のこのデッキの課題は、マナフラッドやマナスクリューに陥った場合、カードの選択の余地やカードアドバンテージを得る手段がないことだった。Outpost SiegeはChandra, Pyromasterよりも遥かに回答が難しいので、ロングゲームでカードアドバンテージを得る助けとなる。
Outpost Siegeはアグレッシブなデッキやミラーマッチに対して、あなたがコントロールとして振る舞うことを可能にする。それはChained to the Rocksや火力のようなマナコストの低いスペルとは特に相性が良い。Siegeと火力の組み合わせは、あなたが早期にダメージを受けず、ゲームを終わらせるために安定した火力に依存している場合は、勝利条件である。
Outpost Siegeのカードを引く能力もまた非常に偶発的で、状況に適合しないカードを引き当てる可能性がある。Hero’s Downfallのようなものを不都合か空のボードで「ドローした」場合、使わないほうがいいかもしれない。。そのとき、あなたはエキストラのLightning StrikeやStoke を得ることもできるし、先送りして関係するダメージを求めることもできる。
Outpost Siegeは巨大化や活性化のための余分の土地をマナフラッドのリスクなしに供給するので、Stormbreath DragonやSoulfire Grand Masterと相性が良い。あなたが非常に、非常に長期戦になると想定した場合は、龍モードであってももしかすると潜在的なスイーパーによってゲームをロックできる可能性があるかもしれない。
Outpost Siegeと組み合わせてうまく機能しないカードはBrimazやAshcloud Phoenixのような中盤の脅威だ。確かに、あなたが余分にドローできるのはいいことだが、もしあなたが既に計画されたよりよいラインを持っていた場合は、確実によりマナコストの高い脅威をキャストすることは厳しい。その結果、場合によっては、これらのカードを引いたことは無駄になるかもしれない。
これが私のRWミッドレンジのバージョンだ。
Lands
4 x Temple of Triumph
4 x Battlefield Forge
1 x Evolving Wilds
11 x Mountain
4 x Plains
Creatures
4 x Seeker of the Way
1 x Soulfire Grand Master
4 x Goblin Rabblemaster
4 x Hordeling Outburst
4 x Stormbreath Dragon
1 x Ashcloud Phoenix
Noncreature Spells
3 x Outpost Siege
2 x Wild Slash
1 x Valorous Stance
4 x Lightning Strike
4 x Stoke the Flames
4 x Chained to the Rocks
Sideboard
4 x Hushwing Gryff
2 x Valorous Stance
2 x Glare of Heresy
1 x Erase
3 x Arc Lightning
1 x Wild Slash
2 x Sarkhan, the Dragonspeaker
Outpost SiegeとSeeker of the Wayの優れた能力を活用するために合理化されているので、私はこのリストを気に入っている。前に述べたように、序盤戦で遅れを取り、対戦相手がボードを整備することは、大量の火力スペルといくらかの速攻クリーチャーにアクセスできるデッキにとっては世界の終わりではない。
このデッキは以前のデッキに比べると脅威が少ないように見えるかもしれないが、Outpost Siegeは本当に消耗戦と除去であなたとビートしようとするマッチアップでは脅威となる。
Sideboarding
一般的に、このデッキで作られる最も簡単な変更は緑系のミッドレンジに対してHordeling OutburstのスペースにHushwing Gryffを入れることだ。飛行はCaryatid/Courserデッキにに対する勝利への大きなルートで、そしてOutburstトークンは地上ではそれほど有用ではない。このことを基本的な前提として念頭に置いて、詳細を見てみよう。
アブザンアグロ
アブザンアグロは今ではアブザンミッドレンジに匹敵する人気を持ち、そしてFleecemane LionとRakshasa Deathdealerを投入していることで定義される。これはかなり有利なマッチアップで、大抵アブザンデッキは自分自身にダメージを与える。Lightning StrikeやChained to the Rocksで自分のクリーチャーを維持するために使えば、序盤戦で不利になることはほとんどない。
Out
4 x Hordeling Outburst
2 x Wild Slash
1 x Ashcloud Phoenix
1 x Stoke the Flames
In
4 x Hushwing Gryff
2 x Valorous Stance
2 x Glare of Heresy
私はこのマッチアップのサルカンを好まない。Abzan CharmとHero’s Downfallの両方で死亡するし、巨大な緑のクリーチャーに襲われることもよくあるからだ。また、私はSoulfire Grand Masterはボードの罰金だと思うが、マッチアップがダメージレースになった場合は本当にライフが重要になる。かなりの数のHeir of the WildsやWarden of the First Treeを含むバージョンに対しては、私はWild Slashを残してその代わりにGrand Masterともう一枚のStoke the Flamesを抜くだろう。
アブザンミッドレンジ
あなたの火力スペルがそれほど効果的ではないので、アブザンミッドレンジはアグロデッキとは少し異なる。しかし、サルカンはアグロバージョンよりも、このマッチアップでははるかに優れている。
Out
4 x Hordeling Outburst
2 x Wild Slash
4 x Lightning Strike
In
4 x Hushwing Gryff
2 x Valorous Stance
2 x Glare of Heresy
2 x Sarkhan, the Dragonspeaker
RWミラー
RWミラーの中で最も重要なカードはOutpost Siege、続いてStormbreath Dragon(1対1交換できるのはStokeとSarkhanのみ)。
これはプレイやドローへのサイドボードの影響が最も大きいマッチアップだ。私は先攻のArc Lightningは好きだが、後攻の場合は好きではない。同様に私はミラーでのStokeは好きではないが、それはStormbreath DragonやBrimazに対処するために必要だ。。
Out
1 x Valorous Stance
2 x Seeker of the Way
In
2 x Sarkhan, the Dragonspeaker
1 x Arc Lightning(原文ではLightning Strikeだが、恐らく誤植)
先攻時
In
2 x Arc Lightning
Out
2 x Lightning Strike
UBコントロール
致命的なほどの除去スペルとあなたの脅威に対処できる除去のラインナップを持っているので、UBコントロールはいくつかの点で非常にタフな対戦となる。
しかし、UBは、それが非常に良いデッキでない理由なのだが、ゲームを終わらせるのが非常に遅く、そのため多くの場合ゲームをロックする前に燃え尽きてしまう。
Out
4 x Chained to the Rocks
2 x Wild Slash
2 x Lightning Strike
In
2 x Sarkhan, the Dragonspeaker
2 x Valorous Stance
4 x Hushwing Gryff
Gryffはここであなたが正確に求めているものではないけれども、少なくともそれは、いくらかのダメージを与えることができる脅威であり、そして瞬速を持っているので打ち消すのは厄介だ。それはあなたがLightning Strikesの射程圏内にするために2Gryffsのみを必要とすることを可能にする。
UW ヒロイック
ヒロイックはOutpost Siegeが活躍しない数少ないマッチアップの1つだ。しかし、私はロングゲームに、Treasure Cruiseの大量ドローで敗れるのを防ぐために1枚残しておくべきだと思う。
私は一部の人々はヒロイックに対してEraseを入れたくなるだろうと思うるが、しかし私はそうするのは間違いだと考えている。あなたはオーラを取り除いてわずかな利益を得るよりも、クリーチャーに対処するべきだ。
In
2 x Valorous Stance
1 x Wild Slash
2 x Glare of Heresy
Out
2 x Outpost Siege
2 x Hordeling Outburst
1 x Ashcloud Phoenix
緑信心
緑信心はかなり最近急浮上して、成功を収めている。彼らはほとんど相互作用せず(Rabblemasterが素晴らしくなる)ボードの整備を行う。信心と戦う最善の方法は、彼らのマナや土地が少ない段階では、Chained to the RocksやValorous Stanceは巨大なクリーチャーを除去するために温存して、アグレッシブに振る舞うことだ。彼らは不可避で、ほとんどキャストする時間がないので、Outpost Siegeはここでも悪いカードだ。あなたは本当にこのマッチアップではテンポ志向のデッキとなる。
In
4 x Hushwing Gryff
2 x Valorous Stance
1 x Wild Slash
3 x Arc Lightning
Out
4 x Hordeling Outburst
1 x Soulfire Grand Master
3 x Outpost Siege
1 x Stoke the Flames
他にも多様なマッチアップがスダンダードのフォーマットには存在するが、私はこれらが最も一般的だと考えている。Martin JuzaがGPセビリアでプレイしたジェスカイもエキサイティングで、私はここ数日オンラインでかなりプレイしている。多くの点でジェスカイはRWの Stoke/Rabblemaster/Seekerデッキと共通だが、独自の長所と短所を持つ。
私はスタンダードが向かう方向に興味がある。RWは好調を継続するだろうか?それともトッププレイヤーたちは対抗策を見つけられるだろうか?
次回まで、私はこれがRWミッドレンジと、このコラムへの入門として役立つことを願っている。私は全ての読者が最もポピュラーなデッキをプレイしたいと考えないだろうことを知っているが、しかしそれを理解するためのファーストステップを得ることはできるだろう。
読んでくれてありがとう。
Matt Costa
分からない所は元記事を参照
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